四国くるま遍路の旅(3):善通寺・丸亀城

平成14年12月27日
75番札所善通寺と戒壇巡り
 8:00宿料8925円を払って一富士旅館を出る。宿から700m離れた駐車場に車を置いて早速参拝する。四国一の霊場だけあって境内も広く堂宇も広壮、山門、五重塔も立派である。他の札所との格式の違いを感じる。本堂では内部に入って大きな薬師如来を仰ぎ見ながら読経する。大師堂でも中に入って参拝。次いで靴を脱いで大師堂地下の戒壇巡りをする。

 真っ暗な闇の中を左手を壁に触れながら南無大師遍照金剛と名号を唱えながら前へ進む。途中で弘法大師のお声というのがマイクから流れる。曰く「安らかな気持ちで人生を過ごしなさい」という意と解釈する。途中、いったん明るくなり大師の木像と法具を見ることができる。再び闇の中を進み一周して地上に出る。 宝物殿では大師直筆の法華経(国宝)などを見る。ここは弘法大師誕生の地でもあり、大師の産湯をつかった井戸というのもあり真新しい建物の中に納まっている。殊勝にも売店で弘法大師伝という本を買って寺を出る。

丸亀城
 10時丸亀城に着く。平成13年12月26日の遍路日誌でも、その城垣の立派さに一度間近に見たいと書いたが、早くも訪れることができた。三層の天守閣は小さなものであるが城郭は広大である。城の周囲を多くの市民がウオーキングや散歩を楽しんでいる。こんなところを毎日散歩できたら幸せと思う。幾重にも組み上げた城垣は重層感があり、躍動感すらあり見飽きない。内堀から天守閣へ向け四層に重ねられた石垣は、高さ60mもあり日本一という。

 石垣は扇の勾配と呼ばれる独特な反りで知られ、一層だけでも高いところは22mもあり美しいと感じるはずだ。
 今は城内の大木も葉を落として裸木となっており、快晴の中その一つ一つの梢が石垣に影を落として冬ならではの風情を醸している。

 なお、丸亀城は標高66m、輪郭式平山城で一名、亀山城、蓬莱城とも呼ばれ1597年築城、京極氏6万石の城として明治を迎えている。天守閣は重要文化財、城郭は国史跡、日本百名城にも選ばれている。大手一の門、御殿表門も見ごたえがある。

瀬戸大橋
 丸亀城に約2時間滞在の後、坂出市の瀬戸大橋記念公園に向かう。橋脚を間近に見、橋桁を仰ぎ見てその巨大さと人智の偉大さに圧倒される。
 さらに近くの瀬戸大橋タワーに上がる。年末近いので見物客は私ひとりだが、それでも料金800円で地上100m の回転展望台まで運んでくれ、瀬戸内360度の大パノラマをゆっくり堪能する。
 最後に瀬戸大橋中間の与島パーキングに寄り、名物讃岐うどんを土産に買って帰途に就く。

(その後平成15年2月、79番札所から88番札所までくるま遍路を行い、四国88カ所巡りを無事終えた(歩き796km、車495km)が、旅行メモを残してないので遍路紀行はこれで終了する。)

この記事へのコメント

ともこ
2011年05月31日 11:07
(1)~(3)まで、随分前のことなのに、細かく整理されていて、よかったと思います。
写真がないのが、ちと淋しいけど・・・。

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