松山の旅(1):予讃線&子規記念館

JR予讃線に乗って
 平成23年11月10日、予讃線に乗り松山へ観光旅行をした。高松駅11:50発のいしづち13号は2両編成で、アンパンマン列車と称して、2両とも車体にアンパンマンの漫画が描かれている。特急列車でこのような車両に乗るのは初めてだ。岡山~宇多津~高松間は電化されているのだが宇多津以西の予讃線が電化されていないのでディーゼル車だ。宇多津駅で岡山から来たしおかぜ9号(これもアンパンマン列車)と併結され一路松山へと向かう。時刻表を見るといしづち、しおかぜとも2編成だけがアンパンマン列車と分かる。(ほかに特急「南風」にもアンパンマ列車がある)
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          高松駅のアンパンマン列車(特急いしづち13号)
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          松山駅のアンパンマン列車(特急しおかぜ9号)

 ディーゼル車だから揺れも激しく、エンジン音もやかましい。今治を過ぎると特急券を回収に来る。エンジン音と共に車掌の案内が早口で低音のため何を言っているのかわからない。客に解って頂くという意思が感じられないのは残念だ。
 予讃線は地図で見ると瀬戸内海沿いを走っているので海が眺められると楽しみにしていたが、ほとんど見られない。今治を過ぎてどのあたりからかやっと瀬戸内海が見えてくる。記憶に間違いなければ松山までに2度海を見るだけだ。石鎚山をはじめとする四国山脈の峰々も今日は煙って見えない。14:12松山駅に着く。
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          JR松山駅

 松山駅前の路上には明治調の矢絣の着物、袴姿のマドンナ嬢が2人待機していて観光案内や写真に納まってくれる。駅前から伊予鉄道の市電に乗り勝山町電停で降り、東横イン松山一番町に投宿する。市電は1回150円だが1日フリー切符400円を買うと、3回以上利用するならお得だ。ホテルも割引特典が受けられたので連泊料金10112円で済む。チエックイン済ますと、早速道後の湯に入りに市電に乗る。ホテルが、道後温泉入浴のためタオル、バスタオル、石鹸の無料貸し出しをしてくれるのは有難い。終点の道後温泉駅で降り、入浴の前に近くの松山市立子規記念博物館を見物する。
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           松山駅前の観光案内人 マドンナ嬢
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           伊予鉄道 道後温泉駅

子規記念博物館
ここは言うまでもなく、明治の松山が生んだ近代俳句の創始者、正岡子規を顕彰する博物館である。4階建ての立派な建物で2階と3階が展示室となっている。実物資料をはじめ、レプリカ、パネル、映像などで子規の生涯を順を追って追体験できるようになっている。あわせて、道後、松山の歴史、子規とその時代、子規の目指した世界を知ることもできる。子規と夏目漱石が松山で共に暮らした愚陀佛庵の一部も復元されている。
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          子規記念博物館

 展示を見ながら、現在の俳句の隆盛は子規抜きでは考えられないとしみじみ思う。何よりも季語の整理確立と俳句に写生ということを提唱し、平明な言葉を使ったのは大きな功績と思う。病魔と苦闘しながらも陰湿さを感じさせない,
、はつらつとした文章も魅力だし、多くの友人、門人を引きつけた人柄も素晴らしい。また、野球好きでベースボールを野球と名付けたのも子規と知り意外感がして愉快だ。
 ふだん俳句に縁のない人にも感ずることが多いはずで、道後温泉まで来たのなら立ち寄ったら良い博物館と思う。

この記事へのコメント

通りすがり
2012年05月25日 00:35
予讃線は90年代に松山の少し先の伊予市まで電化されてまっせ。
8000系しおかぜだと音はだいぶマシですよ。

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