三重県の旅:東海道 関宿ぶらり(2)

平成24年5月4日 続き
 関宿は、中山道のどこかの宿場のように観光バスが大挙押しかけることもないし飲食店、土産物屋も少ない。建物の中へ入って見るべき施設も、復元された旅籠「玉屋」と歴史資料館ぐらいだろう(有料共通券で300円)。むしろ、江戸時代より街道の喧騒は少ないに違いない。その分、ゆっくりと通りを歩くだけで昔の宿場のたたずまいを感じられるのがよいところだ。きょろきょろしながら歩いていても住民に観光地の自覚があるから不審がられることもない。
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       玉屋に置かれていた庶民が乗る駕籠と旅籠(はたご)の洗い桶
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           飲食店のある通り
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           薬屋の店先
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           骨董屋に店先
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           軒先に商品を並べるお店
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           関の銘菓「関の戸」の看板
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           今に残る足袋の看板
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           レトロな自転車

「関の山」の語源の地
 関宿では毎年7月20日以後の最初の土日(平成24年は7月21,22日)、関宿夏祭りが盛大に催される。これは300年前から続く祇園曳山祭りで、4台の山車(だし)を優雅なお囃子と威勢の良い掛け声とともに町内を引き廻すものだ。昔は16台もあったという大きな山車を狭い街道で引き廻すのは目一杯であろう。
 国語辞書で「関の山」を引くと「なし得る限度、精一杯、せいぜい」などと書かれている。この語源は関宿の「関の山車(やまと読む)」から来ていると言われている。
 この山車を収納する山車倉も街道で目にすることができる。
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        山車倉 路地を入ったところに他に三つある

交通の便と宿泊
 列車の場合、JR関西線関駅を下車、目の前の国道1号線を横切って300m位歩くと関宿の中央部に達する。なお、関駅構内に観光案内所(0595-97-8877)があり地図他観光案内をもらうことができる。
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        JR関駅 2階が漆喰塗の虫籠(むしこ)窓となっている
 
 自家用車の場合、国道1号線の関駅近くの信号機に関宿(若しくは関の地蔵院)の案内標識があるので、そこから分岐し宿場の通りも横断して500mも行けば無料の観光駐車場があり、数十台置けるのでそこがよい。目標としては亀山市役所関支所(旧関町役場)の西隣である。他には国道1号線沿い(関宿の西はずれ、鈴鹿峠寄り)に十数台の無料駐車場があるが、注意していないと見逃すかもしれない。また関駅前にも有料駐車場がある。
 
 なお、宿場の中を車で通過するのは、住民の生活道路だから遠慮したほうがよいし、それでは関宿を見物したことにならない。
 宿泊は近くに国民宿舎関ロッジがあるぐらいだ。宿場の中にも1軒素泊りで泊めてくれる民宿がある。



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