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zoom RSS 北海道ひとり旅:稚内を経て礼文島へ

<<   作成日時 : 2011/11/03 21:44   >>

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平成23年6月25日
稚内までの車窓の風景
 動物園を後にして旭川駅14:08発稚内行き、特急サロベツに乗車する。これから見る日本最北の地はどんな所だろうと期待を膨らませながら、じっと車窓を見つめる。
 
 和寒を過ぎてもまだ水田がある。名寄あたりから煙突のある家が見えてくる。幌延の手前あたりから高い山は全く見えない。旭川〜稚内間260kmでトンネルは一つだけだ。そのうち海を隔てて利尻島の利尻富士(1721m)が雄姿を見せる。また、幌延あたりから畑はほとんど牧草地に代わる。稚内近くになると耕作放棄地らしい笹原がよく見られるようになる。やはり、北の果ては荒涼とした印象が深まる。

 この間、車内販売も検札もない。そういえば2両編成の山陰本線・山口線の特急「おき」も車内販売がなかったなと旅の思い出が蘇る。18:11稚内駅到着。駅のホームには「指宿(鹿児島県)より3084km」という表示も見られ、いかにも最北の終着駅に立ったという感慨が湧く。そのまま駅に最も近いサンホテルに投宿する。夕食は駅前の大衆食堂「ひとしの店」で済ます。せっかくの北海道だからとカニ飯を注文すると1500円でボリュームたっぷりであった。
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                稚内駅の指宿からの距離の表示
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                       カニ飯

 稚内はサハリンとの間で定期航路が開かれているようで、泊まったホテルの売店にはロシヤのお土産やサハリンの地図が売られている。
 ちなみに、稚内からサハリンのコルサコフ港まで片道5時間30分、往復運賃は最安の2等で4万円である。

平成23年6月26日 (日) 快晴
礼文島への船旅
 6:55チェックアウトして礼文島行きのフェリー乗り場に向かう。駅からでも徒歩10分程度と思うが、途中の案内表示が詳しくなく道を間違えてしまい、7:30発の5分前に危うく乗船する。船賃は2300円である。すでに観光客でいっぱいで女性のグループ客の間では嬉々とした会話が弾んでいる。
 
 船室には入らず北の海を眺め、写真を撮る。空は雲ひとつなく快晴で、この度の北海道の旅では最高のお天気に恵まれる。間もなく利尻富士が見えてくる。富士山のような左右対称のなだらかな稜線が尾を引き、そのまますっと海に没している。その端正なたたずまいを飽かず眺める。船は利尻島の鷺泊港に寄港し、乗客の半分以上が下船の後、10:10礼文島香深港に着く。
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                   利尻富士を眺めるデッキ
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                   美しい稜線を描く利尻富士
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                    利尻島鷺泊港の乗船場

スコトン岬を目指す
 港には今夜宿泊する民宿の主人が迎えに来ており、今日の観光の相談に乗ってくれる。このまま島の定期バスに乗り、島の北端のスコトン岬まで行き、そこからトレッキングをして再びバスで香深に戻ってくることにする。大きな荷物は宿の主人に預け身軽になって10:50発の小さなバスでスコトン岬を目指す。たった一人の旅でも送迎をしてくれ、荷物を託すことができるのは民宿ならではの良さだ。

 バスの座席は3分の1位埋まっているが多くは観光客だ。香深の市街からバスの右側は絶えず海を見ながら北上する。道沿いには所々数戸からせいぜい十数戸のの集落がポツン、ポツンと続く。見た目は寒村という印象だ。平地はなく、高さ数十メートルの木のない草原の丘陵が海に迫る。異様な雪崩防止の柵板が目に入ってくる。火力発電所も見えてくる。バスは停留所でなくてもどこでも停めてくれる。
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                    車窓から見た雪崩防止柵

 島の北東端金田ノ岬近くに礼文空港の表示がある。バスの運転手の話では滑走路の長さが800mなので、20人乗りのセスナ機しか飛べず廃港になっているそうだ。なお、利尻島の空港は使用されているという。
 次の話もバスの運転手から聞いたことである。島には小学校が9校あったが今は4校という。中学校は2校ある。礼文高校もあるが生徒数は23人、これに対し教職員の数は17人、今年の新入生は女生徒2名という。なんとも浮世離れしたような話であるが、教育の機会均等が守られていると理解するほかない。稚内や旭川の高校に進学する子供ももいるという。いま、島の人口は2900人位だ。

 金田ノ岬を曲がりしばらく行くと岩礁にゴマフアザラシがたくさん寝そべっている姿が目に入る。北の果てならではの光景で、バスも徐行してたっぷり眺めさせてくれる。
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 船泊湾沿いに北上し、島の最北端スコトン岬に11:52着き、バス代金1180円を払う。バスの終点は土産物屋が2軒とトイレがあるだけで住家はその手前で終わっている。
 香深からスコトン岬までのバス便は6〜8月は一日5往復の定期便と9:00フェリーターミナルを出て9:52分スコトン岬に着き、3分間停車して9:55に折り返し10:47にフェリーターミナルに戻る観光シャトルバスが1便あるだけだ。(シャトル便は定期便とコースが若干違い短絡している。)
また,この他にも礼文島周遊観光バスが香深港フェリーターミナルを起点に、4月29日〜10月10日の間1日1便(午前8:30又は8:50発)出ている。なお、5月から9月にかけては14:05発の午後の便も出ている。所要時間は3時間〜4時間20分。

 スコトン岬は平地で岬の突端に向けてすぼまり、少し高度を下げて低い崖となり海に落ちている。その先岩礁が連なり、さらにその沖には小さな無人島が横たわり日本領土が終わっている。しかし、日本の最北端は宗谷岬に譲る。緯度は宗谷岬の方が若干上のようだ。お天気が良いのでサハリンが見えないかと目を凝らすが180度水平線ばかりだ。ここの岩礁にもゴマフアザラシが多数たむろしている。動き回ってくれると面白いのだが、多くは昼寝しているように身じろぎもしない。稚内のコンビニで買ったお弁当を開き昼食をとる。
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                  スコトン岬 その先は無人島

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2013/07/03 18:40

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